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修善寺和紙の里づくり研究会 


  修善寺紙、俳句でアピール 修善寺小5年生 梅まつり中の梅林で出店
     修善寺紙を多くの人に知ってもらおう-と、修善寺町立修善寺小学校の5年生32人が6日、梅まつり開催中の修善寺梅林内に「修善寺紙の店」を出店。観梅客と交流しながら修善寺紙をアピールした。

 児童たちは本年度、総合的な学習のテーマに「修善寺紙」を取り上げて学習を展開。ノスタルジックロマン修善寺推進委員会「修善寺和紙の里づくり研究会」と協働で七夕イベントを催すなど、地域づくり活動にも参画してきた。出店は昨秋の「ホリデーイン修善寺」に続いて2回目。

 今回は俳句で修善寺紙をアピールしようと計画。児童たちは杉山十四男さんをゲストティーチャーに迎えて俳句を学び、それぞれ春の句を詠んだ。句は修善寺紙の短冊に記し、出店した西梅林の木に飾りつけた。

  店では、修善寺紙の歴史や作り方を紹介した手作り冊子とセットで短冊やはがきを販売。また研究会のアドバイスでちぎり絵無料体験コーナーを開設した。観梅客も子供達の繰り広げるにぎやかな店の足を止め、買い物やちぎり絵づくりを楽しんだ。

 修善寺紙についてアンケート調査も実施。担当した児童たちは梅林内を歩いて観梅客に直接話を聞くなどして、修善寺紙を広めていくための具体策を探った。調査結果はまとまりしだい、研究会に報告する計画。

 販売コーナーを担当した中村茉由さんと武士美羽さんは「お客さんのことを考えて準備をしてきた。お客さんと話ができて楽しい」「修善寺紙をもっと広めたい。まだまだ活動を続けたい」と笑顔。遠藤時将君は「修善寺紙の歴史のこととかわった。イベントは緊張するけれどできてよかった」、土屋さとみさんは「自分の町のことに貢献できて達成感がある。楽しかったので一石二鳥」とこれまでの活動を振り返った。

  伊豆日日新聞2004.0207記事
 

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